本体構造・・・至って単純明快な構造。レンズ・レンズボード・本体枠・ロールフィルムバックとわかれている。このカメラ、購入の際、さんざんインターネットで情報を探したが、見事に無かった。メーカーの駒村商会はもとより、Webで有名な京都のMJカメラのクラカメ探検隊にも記述がない。それほどマイナーなカメラなのだろうか? レンズが広角専用で、使用用途が限られるからかもしれない。良く言えば(失礼!)ハッセルのSWC的な存在かもしれない。私もSWCは常に頭の中に浮んでいるが、金銭的な問題を除いても、このホースマンは、SWCより魅力的なところがある。レンズ描写うんぬんは未だよくわからないしSWCは持っていない。(当分持てない・・いや一生・・・)SWCの6x6に対しこちらは横に大きな6x9サイズで風景写真に向くのではないであろうか? ハッセルのマガジンは触ったことがあるので書くことが出来るがフィルムの平面性もこちらの方が状態が良さそうな気がしている。 

購入したときに前オーナーに一緒に付けて頂いたフォクトレンダーの25mm用ファインダーである。これを取付けて覗くとぐっと近代的なカメラに触れているようである。所詮目測式のカメラなのでフレーミングだけだが、別に所有のイコンタ520から随分発展した気分になる?
ニコンHN-3・・・やはり見た目も実用にもフードが欲しい。径は43mm。これがまた無い。仕方がないのでデジタルカメラ用にケンコーから出ているステップアップリングを介してニコンのHN-3を付けてみた。ケラレそうな気もしたが試写すると大丈夫みたいである。個人的には望遠系のレンズより広角系のレンズの方がフードは必需品と思っているのだが、よく長い望遠レンズには強大なフードが着いているのは私の考えが間違っているのだろうか?